最終的には外部情報から徹底分析する記事に格上げしたいと思っています。
学校ホームページはこちら。
定期的に更新はする予定ですが、最新の採用情報は採用情報のページでご確認ください。
岩倉高等学校の基本情報
知っている人は知っていると思いますが、鉄道関係に強い学校です。
沿革を確認していきましょう。
1897年に、私立鉄道学校として開校します。
1903年、岩倉具視にちなんで、岩倉鉄道学校となります。
1932年には泰東商業学校を姉妹校として創立しています。
1944年に、機械科に電気科を吸収し機関科とします。また土木科と業務科を合わせて運輸科としています。
1948年に、岩倉鉄道学校と泰東商業学校を統合し、現在の岩倉高等学校となります。設置したのは機関科、運輸科、商業科、普通科の4つ。
1955年に、普通科の募集を停止しています。
1961年に機関科を機械科としています。
1973年には普通科の募集を再開。
1984年にはなんと、第56回選抜高等学校野球大会にて、初出場初優勝を成し遂げています。
1997年には創立100周年を迎えています。この年、第79回全国高等学校野球選手権大会に初出場(なお1回戦敗退)しています。
2014年には男女共学科し、運輸科と普通科の2科のみとなります。
2018年には普通科にL特コースを設置。
2022年にS特、特進コースを7限制コースへ、L特、総進コースを6限制コースへと名称を変更しています。
これだけみても学校の特色が凄く伝わってくるはずです。
最近でこそ7限制コース、6限制コースとなっていますが、S特、特進、総進、L特など進学指導についても力を入れてきている印象です。
公表されているカリキュラムを見ても、どうにか実績を上げていきたいという思惑も感じます。
一方で、運輸科のカリキュラムは独特の科目名も並んでいます。
旅行実務、鉄道概論、商業演習、営業概論、工業技術基礎などなど。
ちなみに、かつては以下のような学科・コースが設置されていたようです。
- 機械科
鉄道運転技術コース
鉄道車両整備コース
自動車整備コース - 商業科
情報ビジネスコース
鉄道ビジネスコース
なお、沿革の中に共学化とありますが、男子校から共学校という流れになります。
岩倉高等学校の採用状況
2020年度
7/15時点で確認していたのは専任講師または非常勤講師という扱い。
教科は国語、地歴公民、理科、外国語(英語)、専門(鉄道)という記録が残っています。
9/24時点で確認したのはやはり常勤講師相当または非常勤講師。
英語と専門(鉄道)を各1名募集していた記録が残っています。
2021年度
この年の教員採用は6/15付の更新の1回のみ。
教科は以下の通りです。
◆国語の専任教諭・常勤講師@7月20日応募締切 |
◆数学の専任教諭・常勤講師@7月20日応募締切 |
◆理科の専任教諭・常勤講師@7月20日応募締切 |
◆英語の専任教諭・常勤講師@7月20日応募締切 |
◆その他の専任教諭・常勤講師@7月20日応募締切 |
細かく記載をし損ねているような気もします。その他は専門(鉄道)ではないかと思います(が、自信はありません)。
2022年度
11/6→12/14の流れは以下の通り。事務職員の募集のみ行われています。
◆事務職員の嘱託職員若干名@11月25日応募締切
(12/14追記)
◆事務職員の嘱託職員若干名@12月20日応募締切
分析
2020~2022年度の様子を見ると、採用の山場は2021年だったようです。
2020~2021年度の2年計画の募集が功を奏したのかどうかはわかりませんが、2022年度の教員採用が行われていない(私の記録に漏れがなければ)ことを踏まえると、2021年度で人材の確保ができたということになると思います。
団塊の世代の退職がまだ続くのか、世代交代が終わったのかはわかりませんが、2021年度は専任教諭or常勤講師の募集のみに絞り、人材を確保できていそうな様子を見ると、人気はかなりあるように感じます。
立地条件から見る岩倉高等学校
所在地は東京都台東区上野7-8-8
学校ホームページには以下のように記載。
JR上野駅入谷口からすぐ
東京メトロ上野駅 徒歩3分
京成電鉄京成上野駅 徒歩6分
はっきりいって、アクセスのしやすさは抜群でしょう。
山手線の中でも大きめの駅である上野駅すぐの立地。
(もはやこの立地だと、山手線の内側じゃなくても関係ないですよね。)
長距離の移動を考えても、各方面からアクセスしやすい。
北は埼玉方面(上野東京ライン)、南は神奈川方面(上野東京ライン)、東は千葉方面(総武線・常磐線・京成線)と複数路線の起点の駅。
都内の移動を考えても、東京メトロは銀座線・日比谷線など複数の主要路線が乗り入れています。