最終的には外部情報から徹底分析する記事に格上げしたいと思っています。
学校ホームページはこちら。
定期的に更新はする予定ですが、最新の採用情報は採用情報のページでご確認ください。
鷗友学園女子中学校・高等学校の基本情報
設置者は学校法人鷗友学園。
高校入試を行わない、完全中高一貫校の女子校になります。
昨今は豊島岡女子中高、吉祥女子中高とともに、東京の女子の新御三家の一角に数えられる学校です。
沿革を追っていきます。
1935年に財団法人鷗友学園が設立し、財団法人世田谷高等女学校と技芸女学校を引き継いでいます。世田谷高等女学校から鷗友学園高等女学校への校名変更も認可されています。
1938年に世田谷技芸女学校から鷗友学園技芸女学校へ校名変更されています。
1939年に鷗友学園技芸女学校は廃校になっています。
1947年、学制改革により、鴎友学園女子中学校を開設します。
1948年、学制改革により、鴎友学園女子高等学校を開設します。
1951年に私立学校法により学校法人鷗友学園となります。
1955年に専攻科を設置。
1995年に高校募集を停止し、完全中高一貫校となりました。
2005年に専攻科を廃止しています。
学校ホームページにコンテンツは意外にそこまで多くないようにも感じましたが、気になったのは国際理解教育のページです。
昨今、多数の学校がウリにしていますが、鷗友学園も例外ではありません。
夏休み期間中にアメリカ、韓国、イギリスに短期間留学するプログラムが用意されています。
一方で、国内で開催されるものとして、ダブルヒーリックスシリーズを展開しています。
こちら、巣鴨学園で行われているという記載もあります。
また、その巣鴨学園の徹底分析記事の中には千葉県御三家校の市川学園中学校・高等学校のホームページが検索結果でヒットする、ということも書いています。
発祥は巣鴨学園なのかもしれませんが、数多くのレベルの高い学校の生徒が参加するプログラムなのかもしれません。
同様に、ダブルヒーリックス:市川✕鴎友というプログラムも運営しているようです。
このあたり、これらの学校間の連携が垣間見えるのかもしれません。
また、グローバル・スタディーズ・プログラムというものもあり、世界各国の留学生をファシリテーターとしたものもあるようです。
鷗友学園女子中学校・高等学校の採用状況
2020年度
少なくとも11/5時点では理科(生物)と社会(地理)の非常勤講師の募集@11/18応募締め切りがありました。
2021年度
5/30時点では以下の募集を確認しています。
◆5/26付掲載の国語の非常勤講師(週3日8~10時間)@6月30日応募締切 |
◆5/26付掲載の国語の専任教諭@6月30日応募締切 |
◆5/26付掲載の社会の専任教諭@6月30日応募締切 |
◆5/26付掲載の英語の専任教諭@7月1日応募締切 |
10/21時点では以下の募集を確認しています。
◆10/14付掲載の数学の非常勤講師1名(週4~5日10~12時間)@11月22日応募締切 |
2022年度
5/16時点では以下の募集を確認しています。
◆5/10付掲載の国語の非常勤講師1名(週3日程度10時間程度)@6月1日応募締切 ★9月1日付採用の今年度(2022年度)の採用情報
◆5/9付掲載の数学の専任教諭1名(週5日)@6月15日応募締切
◆5/10付掲載の英語の専任教諭2名(週5日)@6月15日応募締切 ※all Englishで授業ができること。
◆5/9付掲載の保健体育の専任教諭1名(週5日)@6月15日応募締切
6/26→7/22の流れは以下の通り。
◆6/22付掲載の事務職員の専任職員1名@7月15日応募締切
(7/22追記)
◆英語の非常勤講師1名(週4日12時間)@8月19日応募締切 ★11月1日付採用の今年度(2022年度)の採用情報
10/23→12/3の流れは以下の通り。
◆社会(公民)の非常勤講師1名(週2~3日10時間程度)@11月30日応募締切
◆英語の非常勤講師2名(週4日8~10時間)@11月30日応募締切
◆家庭科の非常勤講師1名(週2~4日8~16時間)@11月19日応募締切 ※前期(4~8月)は3~4日16時間、後期(9月~3月)は2日8時間
◆養護の助手1名(週4日)@11月19日応募締切 ※養護教諭免許必要
(12/3追記)
◆11/27付掲載の社会(地理)の非常勤講師1名(週2~3日10時間程度)@12月17日応募締切
2023年度
◆5/13付掲載の英語の非常勤講師1名(週3日6時間)@6月2日応募締切 ★9月1日付採用の今年度(2023年度)の採用情報 |
◆5/20付掲載の社会の専任教諭1名@6月14日応募締切 |
◆5/20付掲載の数学の専任教諭1名@6月14日応募締切 |
◆5/20付掲載の英語の専任教諭1名@6月14日応募締切 |
◆9/9付掲載の事務職員の専任教諭1名@10月7日応募締切 ※事務長候補 |
◆11/21付掲載の理科(物理or地学)の非常勤講師1名(週2日6時間)@12月16日応募締切 |
◆11/20付掲載のその他の非常勤講師1名(週3~4日)@12月16日応募締切 ※園芸科 |
◆12/4付掲載の美術の非常勤講師1名(週2~3日6~8時間)@1月20日応募締切 |
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分析
2020~2022年度は本当に絞られた募集情報だと思います。
その証拠として、年が明けてからの冬採用を行っていませんでした。
流石に2023年は冬採用も行う必要があったようですが、人気校の教員採用は新年度の直前までドタバタしない、という典型例なのかもしれませんね。
他に気になった点は2つ。
2023年度のその他の募集で園芸科の教員を募集していること。
こちら、学校の教育の1つの考えとして必ず土いじりをさせる、というものがあるようです。学校ホームページ内にある園芸科の教員の顔写真を拝見したところ、少しご高齢の方のように見受けられました。学校の1つの顔である教育カリキュラムも世代交代を迎えようとしているのかもしれません。
もう1つは事務職員(事務長候補)を公募しているということです。経営や学校運営的な側面で、外様の血を入れようとか、風通しを良くしようとか、そういう考えがあるのかもしれません。
時代の変化に敏感になるためにも‥なのかもしれませんが、こちらも少し学校の魂的なものを感じてしまいます。
個人的に鷗友学園の若い先生を知っていますが、かなり能力も意欲も高い方でした。
立地条件から見る鷗友学園女子中学校・高等学校
所在地はこちら〒156-8551 東京都世田谷区宮坂1丁目5−30
最寄り駅は小田急線の経堂駅から徒歩8分、または東急世田谷線の宮の坂駅から徒歩4分の立地。
経堂駅が最寄り駅の1つというのはいいかもしれません。
また、新宿での乗り換えを考慮すると、通学圏は意外に広いのかもしれません。
立地的には、東京都に西側に強そう、というところでしょうか。
また、県境を抜けて神奈川方面も強いでしょう。
新百合ヶ丘から乗り換えなく通学できるのはある意味強いと思います。