【中学受験2025】女子校も人気増…過去問の売れ行き前年比較で探る注目校<女子校編>(11/25付ReseMom記事)

受験生保護者

今回は受験にまつわるお話を、ReseMom記事2本を参照・紹介しながら考えていきたいと思います。

ずばり、女子校についてのお話です。

今回気になった記事は以下の2本です。

【中学受験2025】女子校も人気増…過去問の売れ行き前年比較で探る注目校<女子校編>
https://s.resemom.jp/article/2024/11/25/79624.html

女子難関4校の大学合格実績…東大最多は桜蔭63人
https://s.resemom.jp/article/2024/11/26/79647.html

ということで、入口の入学試験の話と、出口の大学入試の内容を少し掘っていきたいと思います。

【中学受験2025】女子校も人気増…過去問の売れ行き前年比較で探る注目校<女子校編>

記事によると、私立女子高の過去問の売れ行きが伸びているようです。

これは、上位校や名門校のものだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、TOP10には実は中堅校がかなり含まれています。

詳細は元記事を参照していただいた方が多分いいと思うのですが、個人的に少し驚いたのは9位に中村中学校・高等学校が入っているところでしょうか。

他に系列校があったりする淑徳与野中学校・高等学校、実践女子学園中学校・高等学校、東京女学館中学校・高等学校、和洋国府台女子中学校高等学校、共立女子中学校・高等学校、白百合学園中学校・高等学校、恵泉女学園中学・高等学校などが増加しているのはその規模感や系列校ゆえの安心感、安定感などもありそうです。

こちらのランキングは、声の教育社の過去問題集の出庫状況に依るものです。

なお、調べているとこちらのサイトで更に詳しいランキングが掲載されていました。

【中学受験】2025年度入試「中学過去問出庫状況の前年比較(女子校編)」過去問が売れてる今年の人気校、そしてねらい目校はどこ?※2024年11月時点
https://metasc.ai/original/koekyo/20241124/

一方で、実は出庫率が減少している学校も掲載されていますが、こちらはこちらでちょっと納得してしまいそうな気もしてしまいます。

当初、個人的には公立忌避の流れが強くなっているのかと思わないでもありませんでした。

しかし、こちらのサイトで出庫率が減少している学校名も拝見して、選ばれているのかも知れないな、とも思いました。

私が全力で転職活動していた頃は、応募を躊躇してしまうような学校だったり、当該校を過去に辞めて転職先の私学で同僚になった先生から聞く話もいろいろありますが、そういう学校もいろいろ変革しようとしているのを感じる今日このごろです。きっかけはあの感染症だったのかもしれませんが。

女子難関4校の大学合格実績…東大最多は桜蔭63人

都内私学の女子御三家といえば、桜蔭中学校・高等学校、女子学院中学校・高等学校、雙葉中学校・高等学校ですが、ずば抜けて桜蔭中学校・高等学校が実績としてはずば抜けているようです。

なお、雙葉中学校・高等学校の隣に新御三家の一角である豊島岡女子学園中学校・高等学校の実績が併記されています。

数だけで見れば、豊島岡女子学園中学校・高等学校の東大合格者数26名は、女子学院中学校・高等学校の26名と同じなのですが、定員が女子学院が240名なのに対して、豊島岡女子は卒業生数が359人と隔たりがあります。更に付け加えると雙葉中学校・高等学校の卒業生数は178名となっています。

ただし、やはり数だけ見る方もいらっしゃると思いますし、新興勢力にとってみれば、中堅層にとっての希望の光に映るのかもしれません。

おわりに

さて、今回はReseMomの記事2本を参照しながら紹介しました。

入口の中学入試の話では、中堅校にも人気が広がっている印象を受けつつ、そんな中でもしっかりと受験生や保護者は学校選びもしているようにも感じました。

出口の大学入試の話では、御三家の中での実績の違いと、新御三家の一角の追い上げが意識されているような気もします。

もっとも、尺度が旧来の有名大学の合格数である点には留意したいところです。この指標がまだまだ続くと思いますし、やはり分かりやすいとは思います。海外大学への進学実績などを目にする機会も増えましたが、学校のレベル帯と、進学先の海外大学の知名度なども踏まえて、しっかり注視したいところです。

2025年入試はどのようになるでしょうか。

2024年も残り1ヶ月となりました。入試本番はもうすぐそこですね。

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