最終的には外部情報から徹底分析する記事に格上げしたいと思っています。
学校ホームページはこちら。
定期的に更新はする予定ですが、最新の採用情報は採用情報のページでご確認ください。
広尾学園中学校・高等学校の基本情報
設置者は学校法人順心広尾学園。
この名称を聞いた時に、ハッと思うところがある方は中堅以上の方とお見受けします。
そう、今でこそ最高峰の人気校の一角を担っていますが、もともとは順心女子学園という女子校でした。
まずは沿革を追っていきましょう。
歴史は古く、1917年に板垣退助の妻である板垣絹子によって大日本婦人慈善会が作られて財団法人設立が認可されたところから始まります。
1918年には順心女学校が創設されています。
また、1924年には財団法人大日本婦人慈善会を財団法人大日本婦人共愛会に改称するとともに、順心高等女学校を創立しています。
以後は戦後の流れになりますが、1947年には新制中学の順心中学校を設立しています。また、港区立順心中学校も併設していたようです。
翌年の1948年には学制改革後の順心女子高等学校が設立されています。
1951年には財団法人大日本婦人共愛会を改組し、学校法人順心女子学園を発足させています。
1952年には港区立順心中学校を廃止しています。
2007年には最大の転換期である、男女共学化に至ります。学校法人順心女子学園を学校法人順心広尾学園と改称するとともに、学校も広尾学園中学校・高等学校に改称しています。
よく耳にする女子校の共学化の流れも感じますが、大成功をした学校の一つではないでしょうか。
広尾学園中学校・高等学校の採用状況
2020年度
5/30時点で英語科の非常勤講師で産休代替、9月からの勤務の募集が掲載されていたことを確認しています。勤務状況によっては常勤教員への登用の可能性もあるとのことでした。
7/31時点で常勤講師または非常勤講師という形では国語・英語・理科(化学または生物)、技術、家庭科、情報となっていました。また、数学の非常勤講師についても来年度の募集が既に出ています。
12/3時点では応募締め切りが12月4日までで様々な募集が出ていた記録が残っています。
国語と理科(化学または生物)の常勤講師または非常勤講師、数学・英語・社会(公民・地理)・保健体育の非常勤講師の募集があったようです。
12/29時点で国語・数学・理科(物理・化学・生物)の常勤講師・非常勤講師と英語の非常勤講師を募集していたことを確認しています。応募締切はいずれも1月15日となっています。
1/30→2/11→3/7→3/18の流れは以下の通り。
数学と理科(物理・化学・生物)は常勤講師・非常勤講師の募集。非常勤講師ならば、どちらも6~18時間とのこと。英語は非常勤講師の募集があっています。同様に6~18時間。応募期限は2月6日。
(2/11追記)
数学と理科(物理・化学・生物)の常勤講師・非常勤講師の募集が2月22日までになっている。英語の非常勤講師も6~18時間で2月22日まで募集されている。他に保健体育の非常勤講師も8~12時間で2月12日まで募集されている。
(3/7追記)
理科(物理・化学・生物)の常勤講師・非常勤講師の募集が随時募集になっています。また、英語の非常勤講師(3~5日、6~18時間)も随時選考になっています。
(3/18追記)
上記に加え、数学の非常勤講師(2~5日、8~18時間)も随時選考になっています。
2021年度
8/4時点で以下の募集を確認しています。
◆国語(現代文・古文・漢文)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@8月30日応募締切 |
◆社会(世界史)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@8月30日応募締切 |
◆数学の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@8月30日応募締切 |
◆理科(物理・化学)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@8月30日応募締切 |
◆英語の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@8月30日応募締切 |
◆技術の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@8月30日応募締切 |
◆情報の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@8月30日応募締切 |
9/23→10/10の流れは以下の通り。
◆保健体育の非常勤講師(週3~5日13~17時間)@随時募集 ★10月1日付採用の今年度(2021年度)の採用情報 |
(10/10追記)
◆10/1付掲載の国語(現代文・古文・漢文)の常勤講師・非常勤講師@10月25日応募締切 |
◆10/1付掲載の社会(世界史)の常勤講師・非常勤講師@10月25日応募締切 |
◆10/1付掲載の理科(物理・化学・生物)の常勤講師・非常勤講師@10月25日応募締切 |
◆10/1付掲載の英語の常勤講師・非常勤講師@10月25日応募締切 |
◆10/1付掲載の技術の常勤講師・非常勤講師@10月25日応募締切 |
◆10/1付掲載の家庭科の非常勤講師(週3~5日6~18時間)@10月25日応募締切 |
◆10/3付掲載の保健体育の非常勤講師(週3~5日6~18時間)@10月25日応募締切 |
12/16時点で以下の募集を確認
◆12/8付掲載の国語(現代文・古文・漢文)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@1月6日応募締切 |
◆12/8付掲載の社会(地理・日本史・世界史)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@1月6日応募締切 |
◆12/8付掲載の数学の非常勤講師(週3~5日6~18時間)@1月6日応募締切 |
◆12/8付掲載の理科(物理・化学・生物)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@1月6日応募締切 |
◆12/8付掲載の英語の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@1月6日応募締切 |
1/2→1/30→2/16→3/6の流れは以下の通りです。
◆理科(物理・化学・生物)の常勤講師・非常勤講師@随時募集 |
(1/30追記)
◆1/25付掲載の英語の常勤講師・非常勤講師@2月14日応募締切
(2/16追記)
理科は継続中。
(3/6追記)
◆2/24付掲載の国語(現代文・古文・漢文)の非常勤講師@随時募集
◆2/24付掲載の理科(物理)の常勤講師・非常勤講師(週3日6~10時間)@随時募集
◆2/24付掲載の理科(化学)の常勤講師・非常勤講師(週3日6~10時間)@随時募集
◆2/24付掲載の理科の常勤講師・非常勤講師(週2~3日4~6時間)@随時募集 ※探究活動(月曜と土曜)
◆2/24付掲載の英語の非常勤講師@随時募集
理科の探究活動で別途教員採用を行っているのは面白い試みですね。
2022年度
4/6→7/3→8/16の流れは以下の通り。
◆3/14付掲載の事務職員の常勤職員@5月31日応募締切 ★今年度(2022年度)の採用情報 ※採用は4月以降(応相談)・入試広報業務
◆3/31付掲載の理科(化学)の非常勤講師(週4日10時間)@随時募集 ★今年度(2022年度)の採用情報 ※化学・探究活動
出校日は週4日程度、授業時間は週10時間程度(※探究活動のみの場合は出校日は週2~3日程度、授業時間は週4~6時間程度(月・土))とのことです。
(7/3追記)
◆3/14付掲載の事務職員の常勤職員@随時募集 ★今年度(2022年度)の採用情報 ※採用は6月以降(応相談)・入試広報業務
なお、上記理科(化学)も継続中。
(8/16追記)
◆8/9付掲載の国語(現代文・古文・漢文)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@9月3日応募締切
◆8/8付掲載の社会(地理・世界史)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@9月3日応募締切
◆8/8付掲載の数学の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@9月3日応募締切
◆8/8付掲載の理科(物理・化学)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@9月3日応募締切
複数の教科にわたって2023年度の募集情報が出てきました。
非常勤講師のコマ数は例年通りの提示の仕方でしょうか。
10/30時点では下記の募集を確認しています。
◆10/27付掲載の国語(現代文・古文・漢文)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@11月18日応募締切
◆10/27付掲載の社会(地理・公民・世界史)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@11月18日応募締切
◆10/27付掲載の数学の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@11月18日応募締切
◆10/27付掲載の理科(物理・化学)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@11月18日応募締切
◆10/27付掲載の英語の非常勤講師(週3~5日6~18時間)@11月18日応募締切
◆10/27付掲載の保健体育の非常勤講師(週3~5日6~18時間)@11月18日応募締切
◆5/24付掲載のその他の常勤職員@随時募集 ★今年度(2022年度)の採用情報
◆8/4付掲載の理科(化学)の非常勤講師(週3~4日10時間程度)@随時募集 ★今年度(2022年度)の採用情報
1/6→1/27→2/17の流れは以下の通りです。
◆12/26付掲載の英語の常勤講師・非常勤講師(週3~5日)@随時募集(定員充足次第終了) |
(1/27)
◆1/20付掲載の社会(世界史・公民)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@随時募集(定員充足次第終了) |
◆1/20付掲載の数学の非常勤講師(週3日程度10時間)@随時募集(定員充足次第終了) |
◆1/26付掲載の国語(現代文・古文・漢文)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@随時募集(定員充足次第終了) |
◆2/6付掲載の理科(化学・生物)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@随時募集(定員充足次第終了) |
3/1再確認@日本私学教育研究所 国・社・数・理・英に○
2023年度
◆6/2付掲載の国語(現代文・古文・漢文)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@6月30日応募締切 |
◆6/2付掲載の理科(物理・化学・生物)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@6月30日応募締切 |
◆6/2付掲載の英語の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@6月30日応募締切 |
◆7/28付掲載の英語の非常勤講師(週2日6時間)@8月17日応募締切 ★9月1日付採用の今年度(2023年度)の採用情報 |
◆10/18付掲載の国語の常勤講師・非常勤講師@11月22日応募締切 専任登用・常勤登用あり。 |
◆10/18付掲載の数学の非常勤講師(週3~5日6~18時間)@11月22日応募締切 常勤登用あり。 |
◆10/18付掲載の理科(物理・化学)の常勤講師・非常勤講師@11月22日応募締切 専任登用・常勤登用あり。 |
◆10/18付掲載の保健体育の非常勤講師(週3~5日6~18時間)@11月22日応募締切 常勤登用あり。 |
◆10/19付掲載の社会(地理・歴史)の非常勤講師(週3~5日6~18時間)@11月22日応募締切 常勤登用あり。 |
◆10/19付掲載の英語の非常勤講師(週3~5日6~18時間)@11月22日応募締切 常勤登用あり。 |
◆1/15付掲載の国語の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@随時募集 |
◆1/15付掲載の社会(地理or公民)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@随時募集 |
◆1/15付掲載の数学の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@随時募集 |
◆1/15付掲載の理科(物理or化学)の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@随時募集 |
◆1/29付掲載の英語の常勤講師・非常勤講師(週3~5日6~18時間)@随時募集 |
分析
そもそも、かなり若い頃に広尾学園中学校・高等学校の教員採用試験を受けに行ったことがあります。
広尾学園の教員募集(note記事)
2020年以降の教員募集の拡大傾向については、広尾学園小石川中学校・高等学校(旧村田女子高等学校)に改称している(2021年)影響があったのでしょうか(教員を補うための募集拡大)?。
一方で、常勤講師・非常勤講師で少し絨毯爆撃的な採用情報の掲載が続いているのは気になっています。人気校、名門校はそんな採用活動をしなくても必然的に優秀な教員は集まってくるのではないかと思っています。
そんなことが気になっていた折、気になるツイートも見かけてしまいました。
内部の状況はわかりませんが、人気校になったのに中堅私学と同じ様なことをしていたのであれば、それはマズイ気もしてしまいます。
私学特有の教育の自由度はあってもいいと思いますが、労働者側に理不尽すぎても良くないとは思います。
今後の動向を少し注視しないといけないかもしれません(すぐに人気が落ちることは無さそうでしょうけれども‥)。
立地条件から見る広尾学園中学校・高等学校
所在地は〒106-0047 東京都港区南麻布5丁目1−14
この地図、意外に引いているようで引いていないんですよね。
最寄り駅は東京メトロ日比谷線の広尾駅で降りてすぐになります。
バスを利用しても到達できます。日赤医療センター下・広尾学園前で下車するとすぐです。
実は近隣には聖心女子大学もあったりします。
恵比寿駅から歩こうとすると、徒歩20分くらいでしたでしょうか(もう少しかかるかも)。
乗り入れている路線数は少ないですが、山手線の内側ですし、神立地で間違いありません。