週が明けました。
本日は日本私学教育研究所の教員募集の更新がありました。
東京都で2校(実質1校)、神奈川県でも2校です。
それぞれ確認をしていきたいと思います。
芝中学校・高等学校
残念ながら、募集されているのは事務職員。
我々教員も、学校事務の方々にはかなりお世話になっているはず。
うーん、Word、Excelは必須で資料作りができるレベルというのは大丈夫そうだなぁ。
給与や社会保険の人事労務の業務知識を備えて業務経験が豊富な方、というのは経験者を探している感じがしますね。
学校事務だと「入力作業だけでしょ」みたいなことはなくて、なかなかいろいろな業務をしていますよね。
法律関係は後々覚えるとして…みたいなのはダメでしょうか。
授業をして生徒指導もして保護者対応もして、行事の準備もして、入試問題も作成してとなると、なかなか教員と事務でも労働量に差があるような感じもしてしまいます。
本校の事務職員はきちんとお昼休憩も取れているので羨ましいなぁ、とちょっと思ってしまいます。
話は戻りますが、ちょっと応募書類を送ってしまいたくなるような魅力的な学校です。
男子の中高一貫の伝統ある学校。
増上寺に関係があり、宗教行事もある。
さて、上で入試に触れましたが、中学入試の偏差値は60~63。
やはり、高い。
高校入試はやっていないため、完全なる中高一貫教育が展開されている。
中学入試は2/1(偏差値60付近)と2/4(偏差値63付近)の2回。
受ける生徒の層をきちんと棲み分けているような気もする。
同じ路線上に超名門の「開成高校」が存在する上に、入試日程も2/1は重なっているが、それはそれ、これはこれ、という感じか。
他の学校とも重なりがちな2/2や2/3に受験日を設定せずに、2/4になっているのも1つの戦略のような気がする。
あとは、中学受験生がそこまで走りきれるのか。
やはり受験を早く終わらせたいという気持ちの子どもは多い。
しかし、逆にこの2/4の最後まで走りきれる子どもを狙っているのかもしれない。
集中力を切らさず、最後まで走り抜ける子ども、という観点では成功しているのかもしれない。
学校自体の口コミや人気もやはり高く、保護者の評価もかなり高め。
学校の立地もかなりいいですよね。
使おうと思えばJRは浜松町駅、地下鉄は大江戸線と浅草線の大門駅、三田線の御成門駅、日比谷線の神谷町駅が使えますし(大江戸線は赤羽橋駅も使える)。
東京女学館中学校・高等学校
自分もうっかりすると間違えてしまいになるが、開智に吸収されてしまったのは日本橋女学館のほう。
東京女学館はまだ「学校法人東京女学館」として存続している。
募集されているのは、産休代替扱いの国語科の常勤講師2名。
学年の副担任、委員会の係、部活の顧問は出来て欲しい、と書いてある。
持ち時数は15時間程度とあるが、産休に入る先生は1人ではないのだろうか。
なお、学校のホームページを見ていると、本日、職員だけで入学式を執り行い、それを動画で配信した模様。
中学入試の偏差値は47~54で、高校入試はやっていない。
中堅校だが、今年は東大に3名合格者を出している(1名は浪人生)。
立地は広尾で山手線の内側。
どこかだもアクセスしやすくてよいのだが、最終的には広尾駅から徒歩12分。
聖心女子大学の目の前だ。
カリタス女子中学・高等学校(神奈川県)
募集しているのは数学の常勤講師と地理専門で公民もできる社会科の常勤講師。
来年度の教員募集を余裕をもって行っている格好になっている。
教員募集のページがトップページからみあたらないので、「カリタス女子」「採用」で検索したほうが早かった。
学校のホームページを見ていると、オンラインで面談を行っている様子。
なお、中学入試の偏差値は40~45で高校入試は行っていない。
入試の回数は2/1に午前午後、2/2にも2/3にも引き続いて行っている。
立地は神奈川県川崎市多摩区で最寄り駅は中野島とか登戸とか。
なかなかに生徒募集も大変そうだ。
横浜創英中学・高等学校
募集されているのは全て育休代替。
いずれも常勤講師または非常勤講師で、中高の保健体育、理科(物理および化学)、英語となっている。
なお、求人票にはっきりと常勤講師も非常勤講師もボーナスは無しと書かれている。
ある意味で潔い。
中学入試の偏差値は32~33で、高校入試の偏差値は49~59程度の様子。
立地はJR大口駅、京浜急行の子安駅、東急東横線の妙蓮寺駅が使える。
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