2021年1月の藤嶺学園藤沢中学校・高等学校の野球部の報道について分析する

学校研究

既に報道などでご存知の方も多いと思います。

野球部の監督が傷害容疑で書類送検されています。

概要

神奈川県藤沢市にある藤嶺学園藤沢高校の公式野球部の練習中に、47歳の男性教諭が16歳の男子部員にケガをさせたとして、傷害容疑で書類送検されました。

生徒は軟式野球の経験者だったようで、監督は硬球に慣れさせるためとして素手でノックを受けさせたとのこと。

ノックバット(※注)の打球を3球受けさせ、左手で全治3週間のケガをさせてしまったようです。

事が起こったのは、2020年の9月26日とのことです。

(※注)ノックバットとは

文字通り、より実践的な守備練習をするために、ノックをするときに使われるバット。

通常のバットよりも軽かったり長かったり、ノッカー(ノックをする人)の負担を軽減するように出来ています。

フライを打ちやすいように飛距離も出やすい加工(樹脂コーティングなど)がされているものもあるようです。

言い方が大雑把になってしまうかもしれませんが、要するに威力が上がるバットだということ。

樹脂コーティングもそうですが、バット自体にヤスリ加工がされていてスピンがかかりやすく、打球の飛距離や伸びを上げている製品の動画も見つけました。

そんなバットで打った打球を3球、素手で処理させたということです。

関係機関の対応

学校側は、指導が不適切だったとして、10月10日付で監督を戒告処分にしています。

また、日本学生野球協会はこの監督を10月9日から3ヶ月の謹慎処分としているようです。

学校や選手の背景

この藤嶺学園藤沢高等学校は、1985年に甲子園大会に出場しています。

また、2020年9月の試合のスタメン(=スターティングメンバー)の経歴や出身中学が掲載されていたサイトを見ると、リトルリーグやシニアに所属していた生徒が大半でした。

一部藤嶺学園藤沢中学校の選手もいます。

ちなみに中学野球はどんな感じなのか、というと、2020年の12月にはサザンカップという大会に参加しています。

この大会の会場として自校を使ったりもしているようです。

気になるのは、試合の様子の写真が何枚かあった後に、生徒の直筆と思われる文字でミニ黒板に白チョークで一言が名前を添えられて掲載されていること。

気になる感覚をお持ちの方は、すごく気になると思います。

2020年度の求人情報を振り返る

6月の時点で国語と英語の常勤講師の募集をしています。

なお、9月の時点でも同じ募集が出ています。

一応、無事に決まったのだとは思うのですが。

学校の口コミ

私がよく使っている口コミサイトを見ると、中学・高校ともそんなに荒れてはいない様子。

学校の内情が透けて見える書き込みもいくつかありますし、だいたいの民度や雰囲気がわかる書き込みもあります。

日本特有のものだと思いますが、やはり野球部は少し空気が違うようです。

これは良くも悪くもだと思います。

口コミサイトにも、批判的なものもありますし、擁護するような書き込みも見つけました。

あとは良い悪いの割合、その具体的な内容など、ご自身で判断してみてください。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

私学の出来事という観点で、今回は藤嶺学園藤沢中学校・高等学校の記事について扱いました。

今回はネガティブな出来事を扱いましたが、もちろん良い出来事も扱っていきます。

私自身のブログで記事に残すことで、後から検索もしやすくなったり、関連させることもできるようになると考えています。

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