【千葉】専修大学松戸中学校・高等学校を外部情報から徹底分析

労働環境

学校を個々に分析する第3回は千葉県にある専修大学松戸中学校・高等学校です。

初回が神奈川県の男子名門校である浅野中学校・高等学校であり、2回目が埼玉県の中堅校である狭山ヶ丘中学校・高等学校だったので、今回は千葉県にしようと思います。

また、順番として女子校にしようか迷ったのですが、大学関連の学校というものもそろそろ取り上げたほうがいいだろうか(言うほど関連はしていないかもしれませんが)、と思ったので今回は専修大学松戸となりました。

第1部は学校の概要について、各方面から集めてきた情報をまとめつつ分析していきます。学校行事も関連させて自分自身が採用された場合にどういうことに注意しなければいけないか(もちろん実際に採用されてみなければわからないことも多いですが)考察していきます。

第2部では学校の学力レベルから考えていきます。入り口や出口の部分に関連する入試はもちろんのこと、カリキュラムの特色、単位数の設定から教員側にどの程度の知識レベルと指導力が要求されるのか考察していきます。

第3部では学校ホームページから読み取れる情報口コミサイトの情報で気になる点をまとめていきます。担任として働く場合に気になることも考察していきます。

第4部では過去の採用情報から遡って、採用情報の傾向や日程の傾向、選考内容についてまとめていきます。

専修大学松戸中学校・高等学校の学校概要

学校法人専修大学松戸高等学校

様々なところを調べていると、設置当初の1958年当時は学校法人専修大学が設置者だったようです。

ただし、1960年に設置者が学校法人専修大学松戸高等学校に変更になっています。

専修大学の付属校と言われることも少なくないように感じますが、実際は大学とは別法人が運営しているので係属校に分類されるようです。

このような経緯があるためか、付属校なのかそうでないのか混同されることも少なくないのかもしれません。

更に驚いたのは、学校名に附属の名を冠する専修大学附属高等学校ですが、こちらも設置者は学校法人専修大学附属高等学校となっています。

他にも専修大学北上高等学校(岩手県)、専修大学玉名高等学校(熊本県)などもありますが、いずれも学校法人は専修大学ではない点には留意しましょう。

なお、物理的(立地的)に専修大学松戸幼稚園が併設されています。

専修大学松戸中学校・高等学校の教育理念

建学の精神をご紹介します。

報恩奉仕…育てられ、成長したことへの恩に報いる心を忘れず、社会に対して奉仕すること。

質実剛健…皮相を飾ることに捉われず本質を大切にし、心身共にたくましく健やかであること。

誠実力行…真心を持って力の限り目標に向かって努力すること。

また、教育目標については下記の通りとなっています。

1.広い視野と国際感覚をもち、個性・資質と知識を生かし、世界人類の福祉に役立つ人物の育成

2.虚飾を排し、簡素をたっとび、健康で自主性と行動力をもつ人物の育成

3.温かい豊かな心と健全な批判精神をもち、何事にも力をつくして行う人物の育成

それ以外にも教育ビジョン教育方針が学校ホームページには掲載されています。

興味がある方は確認してみて下さい。

学校教育から見る専修大学松戸中学校・高等学校(学校生活編)

学校行事(中学校)

4月は中学1年生を対象に2泊3日のオリエンテーション合宿を行っているようです。

また、フィールドワークとして、博物館・美術館・田植え&稲刈り・鎌倉班別行動・大学訪問なども行っているようです。

フィールドワークは9~10月にかけても行われていると学校ホームページには記載があります。

5月は体育大会があり、6月には中3は修学旅行、中1と中2は学習合宿なるものが設定されています。

いわゆる職業体験も中2対象にこの時期に行っているようです。

7月はイングリッシュデイ、夏期講習・補習とあります。

8月は中3対象に進路講演会があるようです。

また、始業式も8月の欄に設定されています。

9月に行われる文化祭の影響もあるのでしょうか。

11月には合唱祭があり、課題曲と自由曲の2曲で競うようです。

12月には芸術鑑賞会と冬期講習・補習があります。

年が明けて1月には百人一首選手権大会、2月にはミニ文化祭なるものを行っているようです。

既に学校で専任教諭として勤務したことがある場合には、だいたいどの行事も想像がつくのではないでしょうか。

行事は比較的盛りだくさんだと思いますが、多くの学校で行われるものが多いと思うので、ノウハウの蓄積などはあるようにも感じます。

学校行事(高校)

4月は入学式、対面式、生徒会活動説明会のほかに合宿ホームルーム、定期演奏会、1年生リーダー研修会というものが記載されています。

学校内の記事を発掘していくと、それぞれの行事について紹介がありました。

他校だとホームルーム合宿と呼ばれている学校もあるようですが、要するにオリエンテーション合宿といったところでしょうか。

建学の精神の確認、高校生活の送り方、高校での学習方法、大学進学、クラス討議、さらにはスポーツ活動等、盛りだくさんですが、如何に高校3年間を過ごすかについて多くのクラスメート、仲間とともに真剣に考え行動した3日間でした。

https://www.senshu-u-matsudo.ed.jp/information/information-hs/event-info-hs/714/

比較的よくある学校行事ではないでしょうか。

1年生リーダー研修会というのは(ある年のものを参考にすると)4月の最終の土日に学校の研修館に1泊して行われる伝統行事だそうです。

1年生は各クラスからホームルーム三役(委員長・副委員長・書記会計)が参加し、2・3年の先輩方から学校行事や生徒会組織について学んだり、各クラスでの討論の仕方、三役としての心がまえなどを教えてもらいます。

https://www.senshu-u-matsudo.ed.jp/information/information-hs/event-info-hs/3317/

学校ホームページには始まったのが1977年とあります。

5月には生徒総会と1学期中間考査、ISAプログラム(国内グローバル研修)というものが設定されています。

やはり記事を発掘していくと比較的最近のものがありましたので引用します(中学校の取り組みの記事ですが)。

11月13日・14日の2日間に亘ってISAプログラムが実施されました。これは日本の大学(院)で研究をしている英語を母国語としない留学生と英語でコミュニケーションを図り、併せてプレゼンテーションスキルを高めることに主眼を置き、今年で導入7年目のプログラムとなります。

https://www.senshu-u-matsudo.ed.jp/information/news/15169/

記事は2020年のものになります。

この時点で導入7年目のプログラムということで、比較的新しい取り組みのようです。

年間行事に戻ると6月に球技大会、水無月祭、保護者会・後援会総会、生徒会立会演説会・役員総選挙が設定されています。

見慣れない単語はとりあえず調べてみようということで、記事を発掘するとわかりやすく、まとめられているものがありましたのでご紹介します。

水無月祭は、普段は地道な活動を続けている文化系の部活動等が日ごろの成果を発表する校内行事です。外部の方には公開されませんが、中高の生徒同士でお互いの活動の内容を知ってもらうよい機会です。また、期間中に保護者会が開催されることから、展示や発表をご覧になる保護者の方々もおられます。

https://www.senshu-u-matsudo.ed.jp/information/information-hs/event-info-hs/523/

ということで、文化部の展示を保護者会に合わせて行っているようです。

このあわせ技は少し巧いと思ってしまうのは教員目線でしょうか。

7月は期末考査の後、保護者会(個別)とあります。

8月は夏期講座、9月は文化祭と体育大会、10月は2学期中間考査と流れていきます。

11月は奉仕活動や芸術鑑賞会、2年の研修旅行の他に専大公開模擬裁判というものが設定されています。

こちらも記事を掘り返しましたが、なかなか本格的な感じがします。

平成29年11月4日、専修大学神田キャンパスの地下一階法廷教室で公開模擬裁判が行われました。専修大学松戸高校と専修大学附属高校の生徒たちによる公開模擬裁判で、専修大学エクステンションセンターが主催し、東京弁護士会法教育センターの協力によって行なわれているものです。

https://www.senshu-u-matsudo.ed.jp/information/news/11810/

ということで、教員が被告人役を行い、検察側を専大松戸高校が、弁護側を専大附属高校が務めたようです。

また、専大北上の生徒も傍聴席にいたようです。

なお、11月には3回目の保護者会が設定されています。

12月は2学期期末考査と冬期講座、年が明けると百人一首選手権大会があります。

3学期は大きな行事はなさそうです。

施設・設備

敷地面積は41000平方メートル。

中学校の教室棟である東館、高校1・2年生の教室棟である南館、高校3年生の教室棟である北館がざっくりと紹介されています。

高校の施設紹介にはなく、中学の施設紹介のみに紹介されていますが、東館の1階のコミュニティルームには4人のカウンセラーが交代で毎日常駐しているそうです。

また、2階にはコンピュータ室と理科室が、3階には特別教室が、4階には音楽室が設置されています。

理科室は科ごとにわかれているかは不明です(特に記載なし)。

逆に高校の施設紹介で紹介されているのは野球場(第2グラウンド※バスで移動)でしょうか。

他には中央館4階にコンピュータ室があるとも記載されています。

中学と高校で別のコンピュータ室を使用しているのでしょうか(コンピュータ室が2部屋ある?)。

川島記念館という建物の1階には図書館(約3万冊)があり、地下1階には食堂(令和元年リニューアル)があるようです。

ただし、中学校の施設紹介には食堂は紹介されていないので、中学生の使用は想定されていないのかもしれません。

食堂は放課後は自習スペースとして解放されているようです。

以降は中学にも高校にも紹介されているものも列記します。

・中央館の3階に作法室
・アンビションホール(大型スクリーン・AV機器・PC)
・多目的ホール(250名収容)
・第1体育館(バスケ2面・バレー3面)
・第2体育館(1階剣道場・2階バレーボールとバトミントン)
・人工芝グラウンド
・テニスコート(人工芝)

という感じでしょうか。

中学と高校で少しずつ施設紹介の写真や紹介箇所が異なるのは気になっています。

※補足(学校のデジタルパンフレットより)

川島記念館の2階には自習室70席とグループ学習室(中学のみ紹介)あり

部活動(高校)

文化系部活動

  • 吹奏楽部
  • 合唱部
  • 和太鼓部
  • 文芸部
  • 演劇部
  • 社会部
  • 美術部
  • 理科部
  • 放送部
  • 英語部
  • 写真部
  • 茶華道部
  • 書道部

運動系部活動

  • 野球部(甲子園出場:2015年夏、2021年春、2021年夏)※特別強化指定部
  • ラグビー部 ※強化指定部
  • サッカー部 ※強化指定部
  • 陸上部 ※強化指定部
  • 相撲部 ※強化指定部
  • バスケットボール部
  • 卓球部
  • 柔道部
  • 剣道部
  • ソフトテニス部
  • バドミントン部
  • ハンドボール部
  • 弓道部
  • 合気道部
  • 排球部
  • 空手道部
  • 体操部
  • テニス部
  • チアリーディング部

同好会・愛好会

  • 家庭科愛好会
  • 自然愛好会同好会
  • フォークソング同好会
  • コンピュータ研究会
  • かるた愛好会

部活動(中学)

活動は週3日(月・水・土)と学校ホームページにはありますが‥

文化系部活動

  • 吹奏楽部
  • 合唱部
  • 和太鼓部
  • 文芸部
  • 演劇部
  • 美術部
  • 理科部
  • 英語部
  • 茶華道部
  • 書道部
  • 家庭部
  • コンピューター部

運動系部活動

  • ラグビー部
  • サッカー部
  • 陸上部
  • バスケットボール部
  • 卓球部
  • 剣道部
  • ソフトテニス部
  • バドミントン部
  • バレーボール部
  • 体操部
  • テニス部
  • チアリーディング部

少し特筆すべきは中学サッカー部でしょうか。

自前のホームページを別に作っています(リンクもはってあります)。

ここから第二部

学校教育から見る専修大学松戸中学校・高等学校(学習編)

単純な定員で考えると、中学から高校への内部進学が150人で、これを含めた高校の入学定員は406人となっています。

定員の通りであれば、一貫と高校入学の割合はほぼ3:5といったところでしょうか。

学校によって、一貫6年間教育が得意でそちらに力を入れていきたいところと、高校3年間でとにかく伸ばすノウハウに長けた学校があると感じているのですが、専修大学松戸中学校・高等学校は割と均衡がとれている感じですね。

実際はスポーツ系の枠もあると思われますので、ほぼ半分半分かもしれません。

コース設定は以下のようになっています。

専修大学松戸高等学校のコース設定

高校のコース設定としてはやはりよくある形式のコース設定だと思います。

X類型…中高一貫6年型
(8:00登校・別カリキュラム)

E類型…難関・上位国公立大学進学類型
(8:00登校・指定校推薦なし)

A類型…専修大学・国公立大学・上位私立大学進学類型
(8:30登校・指定校推薦あり)

S類型…スポーツ類型(未確認だが2006年に廃止→2009年に復活?)
(特別強化指定部と強化指定部の指定校推薦対象者のみ)

なお、E類型とA類型は2年進級時に転類精度があるようです。

専修大学への付属校推薦については、A類型とX類型の専修大学コース(3年次)の生徒が優先されるとのことです(S類型にも専修大学推薦(優先)という記載はあります)。

設置されている単位数に大きな違いはなく、基本的に高校1・2年生では37単位(S類型のみ35単位)で、高校3年生は33単位となっています。

ちなみに、このS類型の単位数が少ないという話ですが、これは数学Aを設定していないことによるものになります。

E類型とA類型の単位設定にはほとんど差はありません。

X類型もE類型やA類型と大きな差はなく、2年次に理系物理と文系古文の単位数が1単位多く、代わりに(恐らく先取り学習によって不要(?)になった)数学Bの単位数が1単位少ないくらいです。

この観点でいくと、似たようなコース制を設定していても明確に単位数を変えていた狭山ヶ丘中学校・高等学校とは様子が違いますね。

さて、今回はどちらかというと、各教科というよりは単位数の設定だったり、学校の単位に含まれていないところについて取り上げたほうがいいように思いますので、今までとは少し違う取り上げ方をさせていただこうかと思います。

中学校

まず念頭においておきたいのが17:30完全下校。

そして月・水・木曜日は6時間授業なんですが火・金曜は7時間授業となっています。

さらに土曜日にも3時間授業が設定されているのです。

このやり方で35時間設定しています。

そして全校で部活動を月・水・土曜日と揃えることにより、火曜日と金曜日には放課後講座を設定できるというカラクリになっています。

この講座が見えないところで単位数を増やすようになっていて、高校まで含めると「個別に対象を指定する講座」、「全員必修の講座」、「希望制の講座」にわかれていそうです。

中学1年生にとってみれば、7時間の授業に加えて居残りの勉強というのはなかなか厳しいようにも感じます(もっとやっている学校はやっているとは思いますが)。

あくまでも外部情報を整理するだけですので、実際問題として上手く機能しているorしていないのかとか、どうやったら上手く機能するのかという話はしないことにします。

高校

同様に念頭においておきたいのが19:00完全下校。

そして月曜日と水曜日が7時間授業で火曜日・木曜日・金曜日が6時間授業は変わりません。

土曜日は4時間授業です。

また、学校のデジタルパンフレットに記載されているE類型の2年理系の例には、火曜日・水曜日・金曜日は90分の必修講座が設定されています(A類型文系にはありません)。

雑に考えると月曜日が7時間授業、火曜日と金曜日は約8時間授業、水曜日は約9時間授業、木曜日は6時間授業という印象です。

一応、パンフレットには部活動について「E類型でも入部に制限はありません。ただし、朝読書や必修講座を優先するため活動時間が他の類型と比べ短くなります。」という表記はあります。

国語

学校のデジタルパンフレットでは、中1が4単位からの高校5-X文7EA文6理5-文8理4となっています。

先述しましたが、X類型のみ文系が古典の単位が1単位多いことがこの理由です。

数学

学校のデジタルパンフレットでは、中1が5(代数3幾何2)単位からの高校6-X文5EA文6X理6EA理7-文4理7となっています。

一部のコースによっては選択必修のような形式になっているような表記ですが、どの類型からでもどの進路も目指すことはできるような単位設定のように感じます。

なお、中学で使用するテキストは、多くの私学が使用している体系数学(数研出版)ではなく、システム数学(啓林館)のようです。

調べてみると、体系数学と同じように5冊構成のようですね。

英語

中1が7(英語4英会話2)単位からの高校7-文7理6-7となっています。

表記が最も簡単でわかりやすいですね。

中学の使用教材は「NEW TREASURE」のようです。

社会

中学は4(地理)-6(歴史4公民2)ー3(公民)単位で、高校は4(世界史2現社2)ー文6理4-文7理3というように読み取れそうです。

科目選択については、高校2年生の時点では文系も理系も日本史と地理から1つ選択(+世界史)ということになりそうです。

また、高校3年生の時点では、文系は政治経済2単位と世界史演習・日本史演習・地理演習から5単位ものを1科目選択というように見て取れます。

理系も同様に世界史演習・日本史演習・地理演習・倫理の中から3単位ものを1科目選択というように見て取れますが、現代社会の2時間も国語演習との組み合わせで選択することもできそうな気もしてきます。

いずれにしても、必ずご自身の目で見て確認されることをオススメします。

特に社会については科目の専門性のこともあると思います。

開講されやすいとかされにくいとか、受験に使いやすいとか使いにくいとか、設定される単位数とクラス数に応じて採用選考にも関わりかねません。

理科

中学は5(物理1生物1地学2理科実験1)ー5(化学2生物2理科実験1)ー4(物理2化学2)となっています。

中学全体で14単位のうち、2単位が実験、4単位が化学、3単位が物理と生物、2単位が地学となっているようです。

高校は6(化学基礎3生物基礎3)ー文3(地学基礎)理X7(物理4化学3)EA6(物理3化学3)ー文3理8(化学3物生5)と読み取れます。

理系を選択する場合、高校2年生では物理と化学で固定しているようです。

もっとも、高校1年生では化学基礎3単位と生物基礎3単位と固定しているので、ここで物理は割りを食っている感じでしょうか。

文系生徒で国立を考える場合には、物理を選択することはできなさそうです。

総じて見ると

授業の標準時数だけ見ると極端な幅寄せはしていないように見えますが、類型によっては放課後の必修講座で縛るというようなことをしているようにも見えます。

いずれにしても、高校から入学してきた生徒の学習時間をどのように確保するのかはどの学校でも苦労していると思います。

専修大学松戸高等学校の場合は、放課後講座を軸に考えていそうです。

例えば、高校の月曜日の放課後講座は
○高校1年生
数学模試対策講座
時事英語で学ぶ英単語
○高校2年生
数学ⅠAⅡB標準問題演習
現代文演習
○高校3年生
入試実戦 日本史
共通テスト対策:地理

というように、文系理系が重ならないような設定が工夫されているようにも感じます。

専修大学松戸中学校・高等学校の入試と偏差値

専修大学松戸中学校の入試

試験日は1/20(男女100名)、1/26(男女30名)、2/3(男女20名)となっています。

試験時間と配点は国語と算数が50分で100点満点、理科と社会が30分で50点満点の合計300点満点になっています。

四谷大塚の偏差値を表にしてみたいと思います。

入試回性別80偏差値50偏差値
第1回5247
(1/20)5449
第2回5248
(1/26)5450
第3回5047
(2/3)5249

なお、学校ホームページに掲載されていた入試の結果は以下の通りです(2021年実施分)。

入試回性別出願者数実受験者数合格者数合格基準点
第1回884862385180
特待:218
(1/20)571554235180
特待:218
第2回582363
1/20合格者142
82203
(1/26)402250
1/20合格者97
60203
第3回33896
合格者計115
22206
(2/3)26187
合格者計83
17206

なお、英検取得者は級に応じた加点もあるとのことです。

実質倍率は第1回が2.3倍、第2回が4.3倍、第3回が4.7倍となっています。

興味深いのは男女ごとに合格者平均点を教科ごとに開示していること。

やはり男子に比べて女子のほうが国語の合格者平均点は5点ほど高く、算数の合格者平均点は5点ほど低いみたいです。

これに加えて、社会と理科も女子のほうが合格者平均点がそれぞれ1点程度低いことが多いようです。

専修大学松戸高等学校の入試

2021年度入試は1/17と1/18の2日間行われたようです。

チャンスは2回。

受験料は22000円ですが、同一試験区分・同一類型・同一教科数で両日とも出願する場合は32000円になるようです。

E類型とA類型しか一般選抜はないわけですが(X類型は完全中高一貫型でS類型はスポーツ推薦のため)、基本的には5教科受験型と3教科受験型を選択することができます。

また、A類型であれば第一志望型(専願)の3教科受験もあります。

偏差値は62~72と掲載しているサイトもありますね。

定員出願数実受験者数合格者数
E類型72(17日)
445
(18日)
384
(合計)
829
(17日)
438
(18日)
375
(合計)
813
特待生
28
一般合格
406
スライド
31
A類型150 (17日)
1012
(18日)
952
(合計)
1964
(17日)
1005
(18日)
946
(合計)
1951
685

スライド合格もあるようですね。

合格最低点についても併せて記載しておきます。

17日3教科17日5教科18日3教科18日5教科
E類型213369223368
A類型208358214351

7割強、というところでしょうか。

少し気になるのは、E類型とA類型の合格最低点の違いの有意差でしょうか。

3教科(300点満点中)の5~9点、5教科(500点満点中)の11~17点というのは満点に対して4%の差もないということになりそうです。

合格実績から見る専修大学松戸中学校・高等学校

学校ホームページでは最新のものが「専修大学推薦合格者」と「専修大学一般入試合格者」のみ更新されているようにも見えます。

国公立大学も私立大学も、過去3年間の主要大学合格状況が更新されていないと思われます。

高校のデジタルパンフレットを見ると、数が近いような気がしなくもないので、ホームページで表の年度だけ修正されていないという可能性も否定できなくもないのですが。

合格者数と進学先を照らし合わせて考えると、進学実績は伸びているとは見えませんが、落ちているとも言えないような、なんともいえない状況のような印象を受けてしまいます。

以下、学校のデジタルパンフレットからの合格実績の抜粋になります。

国公立大学だと東大(文科Ⅲ類)1名、北海道大学1名、東北大学2名、名古屋大学1名がいずれも現役合格しています。

北大1と東北1はE類型からですが、その他はX類型です。

既卒生まで広げると、大阪大学(歯学部)も見られます。

私大の合格実績は、早稲田大学32名、慶應義塾大学12名、上智大学21名、東京理科大学83名となっています(私大は全て既卒も含む)。

GMARCHは236名でしょうか(自分で電卓で計算したのでミスがあるかもしれません)。

ここから第3部

ホームページの作り込み方から見る専修大学松戸中学校・高等学校

ということで、学校ホームページへのリンクをはっておきます。
専修大学松戸中学校・高等学校
専修大学附属高等学校
専修大学北上高等学校
専修大学玉名高等学校(暗号化通信非対応のためリンクなし)
専修大学松戸幼稚園(暗号化通信非対応のためリンクなし)

2021年の8月14日時点で、学校ホームページには「第103回全国高等学校野球選手権大会出場募金のお願い」のリンクがあります。

リンク先に飛ぶと趣意書があり、募金の申し込みのページだったり、税制上の優遇措置のページだったりが用意されているのですが、発起人の一覧表のところでレイアウト崩れを起こしてしまっています。

もう一つ、税制上の優遇措置のページでは、住民税(市民税・県民税)に関する取り扱いのところで、控除額の計算方法の文字と図が逆になってしまっています。

金銭に関する表示なので、控除額の割合が8%と2%が逆になっているのは混乱を招きかねないと思います(私も文字と図のどちらが正しいのかわかっていないので事実を述べる程度に留めておきます)。

あとは、個人情報保護方針についてのPDFファイルが公開されているのですが、こちらもファイル名が「個人情報保護方針(案)」となっています。

恐らく、稟議は通ったものが掲載されているのだとは思いますが、脇の甘さを感じてしまいます。

さて、学校ホームページの本体のほうを見ていくと、トップページは動画ではなく、学校の風景の写真が移り変わっていくタイプになっています。

紅葉の季節だったり積雪があったり、桜が咲いていたり陽射しが強そうだったりするので、一年間の様子が全て網羅されているのだとは思います。

さて、下のほうにスクロールしていくのですが、油断するとメニューが表示されていないのでうろうろしてしまう方も出てきそうな気もします。

上部の中学校と高等学校の部分をクリックすると、それぞれの校種に応じたメニューが表示されるようにはなっています。

ただし、メニューが別設定になっているからか、学校紹介や取り組みと実践のメニューも表示させようとすると重なって表示がされてしまいます。

コンテンツの種類と数については、必要十分を網羅していると思います。

どちらかというとサイトマップを眺めたほうが見やすいかもしれません。

ちなみに、専修大学松戸中学校・高等学校の採用情報のページはトップページ上部にリンクがあります。

トップページに他のメディアの掲載情報もまとめられています。

読売新聞オンライン、AERA、チバテレビ(学校ホームページではチベテレビとなっていますが)などで紹介されているようです。

あとは、施設内を紹介する動画なども作成しているようなのですが、動画へのリンクが文字列のため、少しインパクトに欠ける気もします(こうなってくるとサムネイルの効果がわかる気がします)。

動画はドローンを飛ばして滑らかに移動するタイプのものだと推察されます。

紹介動画としは流行にのったクオリティの高いものだと感じます。

ちなみに、この動画を見ていて、高校に物理・化学・生物・地学の分野ごとの理科室があることが紹介されています。

個人的には、もう少しレイアウトを工夫したり、誤植のチェックを丁寧にすると、もっと見やすくなるように感じてしまいます。

他の係属校の学校ホームページを見ていただけたら違いがわかるのではないでしょうか。

ホームページの作り込み方という観点では、専修大学北上高等学校のものが秀逸だと思いますし、附属高校のものもかなり見やすいように感じます。

専修大学松戸中学校・高等学校の口コミ

学校の教員目線で見ていくと、どの口コミもなくはないだろうな、と思うものが多いです。

県内トップ10に入るような学校の割には、思ってたよりは低いかなとは感じますが、在校生が一時の感情のままに書き込んだのだろうというものもあるように感じます。

保護者の書き込みが少し少ないかなと感じなくもないですが、保護者にしても在校生にしても、少し進学面についての不満はあるのかもしれません。

このあたりについては、少しわからないでもないかなぁ、と思ってしまうものもあります。

なお、専修大学松戸幼稚園の口コミはかなり高いです。

ここから第4部

専修大学松戸中学校・高等学校の採用状況

2020年度

最初の募集は6月か。

年度内の地学の非常勤講師9~12時間という募集でした。

2度目の募集は7月。

理科(化学)と体育(女子)で専任講師を募集していました。

3度目(少なくとも私が認識していた範囲で)は12月上旬。

国語・英語・数学・情報の非常勤講師を募集していました。

応募締切は12/10だったようです。

4度目は年明けすぐ。

以下のように非常勤講師を募集していました(週15時間程度という扱い)。

「国語」 講師(期限付) 2名
「数学」 講師(期限付) 1名
「社会」 講師(期限付) 1名
「情報」 講師(期限付) 1名

応募期限は1/22でした。

その後はちょくちょく更新されていました。

2月上旬には非常勤講師を国語・数学・英語は週 15 コマ程度、家庭は週 8 コマ程度で随時募集しています。

その後も急募の任期付き講師で以下のような募集を行っていました。

◆2/26付掲載の社会(公民中心に15時間程度)の任期付き講師@随時募集

◆3/3付掲載の英語(16時間程度)の任期付き講師@随時募集

2021年度

◆6/8付掲載の技術の常勤講師@6月24日応募締切
◆6/9付掲載の英語の常勤講師@6月24日応募締切

2022年度の教員採用情報。

学校の求人票では専任講師という名称になっています。

ただし、専任登用の可能性あり、はどちらの教科についても明記されています。

立地条件から見る専修大学松戸中学校・高等学校

住所は千葉県松戸市。

常磐線の北松戸駅を利用する場合は徒歩10分、新京成線の松戸新田駅を利用する場合は徒歩15分とあります。

ちなみに野球場は新京成線のくぬぎ山駅から徒歩15分、北総鉄道線の大町駅からも徒歩15分となっているようです。

学校のデジタルパンフレットには通学圏も記載されていましたが、神奈川県や埼玉県から通学している生徒も少数ながらいるようです。

その他

中学生全員にタブレット端末貸与、スタディサプリとスタディサプリイングリッシュを導入。

中学組は担任との交換日記(スクールノート的な)が高1まである

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