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大学合格者ランキング2022 今年伸びた高校
MARCHは大宮開成がトップ、2位山手学院、3位に公立の厚木
忘れないうちに取り上げておこうと思います。
基本的には、大学合格実績は最上位の東京大学・京都大学などの旧帝大をはじめ、一橋大学や東京工業大学などの合格者数が注目されます。
最近では医学部の合格者数もよく比較されますね。
医学部は医学部で比べ方も様々で、私大を含むのか否かという問題もあります。
どうしてもこれらの合格者数が出せない学校の場合、私立大学の合格者数を前面に出してきます。
私大の中でも注目されるのは早慶ですが、上智大・東京理科大なども合格者数を出す学校は多いです。
また、その下のGMARCHなどはそこそこ合格者数を稼ぎやすいのではないでしょうか。
その理由は、やはり理系の理科の科目数の負担が小さいという側面があると思います。
3年間で理科を入試で戦えるまで2科目伸ばせなくても、受験することは可能なわけです。
そんなGMARCHですが、今回の朝日新聞EduAの記事では、埼玉県にある大宮開成中学校・高等学校が合格者数でトップだったという記事になります。
大宮開成中学校・高等学校については、以前に外部情報から徹底分析をさせていただきました。
要点を以下にまとめます(wordpressの更新に伴って表がレイアウト崩れを起こしているようです)
- コース再編に次ぐ再編
- 共学化からの進学校化
- 平日は毎日7時間授業をしていた時代あり(最近は木曜日6時間)
- 授業単位数以外に豊富な補習など
- 難化する入試
- 最寄り駅は大宮駅徒歩15~20分
学校としては、国立大学の合格者数や、医学部の合格者数を伸ばしたいのかもしれません。
今年に限っては、GMARCHの合格者数で全国トップにはなりました。
ただし、私大の合格者数は1人で複数の合格をもらえて述べ人数で数えることができてしまうため、データとしての精度は国立大学の合格者数よりも落ちる側面はあります。
そもそも首都圏の1都3県であればこそGMARCHはネームバリューがあるものの、地方での知名度はそこまで高くはありません。
私自身が地方に住んでいたことがある(複数の県)のですが、早稲田大学ですらネームバリューはそこまで強くありませんでした。
似たような立ち位置にいる開智や、何かと話題になりがちな栄東中学校・高等学校を超えての全国トップとはなりましたが、やはり東京大学の合格者数や、医学部の合格者数で上にいきたいという思いはあるのではないでしょうか。
今後、大宮開成中学校・高等学校がどのように変化していくか、また違った意味で注目していきたいと思います。