英語の先生は、授業中に英語を自分で話す機会が多いです。
特に私立学校では英語の単位数も多いので必然的に自分の英語を披露する機会も増えてしまいます。
また、読解(reading)と文法(grammar)などに分けて複数の先生で担当することも多いハズです。
そして生徒側はどうしても担当する先生の良し悪しを比較してしまいます。
その最たるものが発音ではないでしょうか(生徒は常に耳にするわけですから)。
ベテランの先生方は発音に癖がある方も少なくありません。生徒側は良くも悪くもあまり期待していない場合もありますね‥
その一方で若い先生の中には海外経験が豊富だったり、そもそも英語で喋るのが好きという方もいて、発音がキレイな方も一定数いらっしゃいます。
実は英語の発音にコンプレックスを感じているという方は、もしかしたらオンライン英会話が一つの選択肢に入ってくるかもしれません。
海外在住経験もある私が(TOEIC890)オンライン英会話の無料体験レッスンを受講してきたので体験レポートを書いてみようと思います。
mytutorの無料体験レッスン回数は2回
今回ご紹介するのは mytutorオンライン英会話。
登録すると25分の無料体験レッスンが2回分ついてきました。
1回のレッスンは25分なので複数の講師をお試しすることができます。
今回は事前にホームページで講師の紹介文に目を通し、講師の自己紹介音声も視聴しました。
講師の多くはフィリピンの方で、講師は女性の割合が高め。
多くの講師は教育学部や英語学部などを卒業されているようです。
今回の無料体験レッスンではスピーキングに重点を置きます。というのもリーディングとライティングとリスニングはわざわざオンライン英会話でやらなくても他に教材は充実しているからです。
無料体験レッスンの予約までの所要時間は(早い人だと)10分程度
この根拠は私自身が10分程度で予約までこぎつけたからです。
私自身はオンライン英会話は初めてで、ホームページの無料体験レッスンへGO!のバナーをクリックしてから会員登録してメールアドレス認証をして‥とよくある手順を踏んだだけです。
注意点の1つ目はzoomかskypeのアカウントが必要ということ。
もしかするとここでもう1つ登録作業が必要になるかもしれません。
私は既に使用していたzoomのアカウントを登録したのでスムーズにいきました。
注意点の2つ目はマイページの使い方のチュートリアル的なものがないということ。
いきなりマイページ画面を用意されてさぁどうぞ的な感じで放り出されます。
私は登録した勢いそのままに、マイページ真ん中やや下にあったレッスンの予約を押してすぐ予約してしまいました。
本当に2、3回のクリックで予約ができてしまうのでこんなに簡単に予約してしまっていいのか?と逆に不安になってしまったくらいです。
Honey 先生の体験レッスン
事前にホームページで紹介文に目を通した中で目に留まったのが今回レッスンを受けたHoney 先生。
選んだ理由は医科大学の5年博士課程を修了という経歴。自分が理系ゆえに惹かれたのかもしれません。
相手の講師側にはこちらが初めてのレッスンだということは判っていたようで、私の簡単な自己紹介とコミュニケーションの末に、IELTSのスピーキングの練習を行うことになりました。
発音のスピードは、気持ちゆっくりめにしてくれていたように思います。
かなりクリアな発音で聞き取りやすかったです。
海外の方特有の明るさと朗らかさを(もちろん)もち合わせていて、こちらも臆さずに話すことができました。
誘導も上手でしたし、こちらの間違いをさり気なく訂正してくれて、25分は本当にあっという間でした。
mytutorのメリットとデメリット
メリット
資格試験の対策に強いという前評判は知っていたものの、実際に体験してみると確かにそうだと納得させられました。
ホワイト私学の割合が高い上位校の英語の先生の応募条件には、英検なら準1級、TOEFLなら80点台後半、IELTSなら7.0以上などと条件を課す学校もそれなりの頻度で見かけます。
そういう意味では安心して受講することができそうです。
また、金銭面でも他社と比較しても遜色ない価格です。
フィリピン人講師を採用しているオンライン英会話スクールは、1レッスン(25~30分)で600~1000円程度の価格帯が多いようです。
価格の差は、レッスンの回数(権利)をまとめて多く買った方が安くなる等によるものです。
10カ国を話す語学マニアの同僚がいるのですが、最近のフィリピン人講師の質は相当高くなっているとのことでした。
デメリット
ホームページの作り込み方をもう少しこだわったほうが、パッと見でお客さんを逃さないのではないかな・・と思ってしまいました(他社さんでもっと日本人好みなページを作っているところはある)。
また、上でも触れましたが、マイページの使い方などもう少し詳しい説明があったほうが利用者にとっては親切かな、とは思いました。
もちろん、このあたりの見た目や画面上の操作感が気にならない方にとっては全くデメリットにはならないと思います。若い方で各種アプリ等登録したり、SNSを利用している方にとってもハードルは低いと思います。
ホワイト私学への内定を目指す人がmytutorを使う上で意識するといいこと
実際に無料体験レッスンを受けてみたからこそ感じたことです。
必ず自分が目標とする資格を明確にしてから臨むほうがいいと思いました。
TOEFLで90点突破を目標にするのでも構いませんし、IELTS7.0を突破するというのでも構いません。
実際に、mytutorのマイページ画面には目標を設定する箇所もありますし、そのほうが講師の方も教材選択など対応しやすい印象でした。もちろん、自分のモチベーション維持にも繋がると思います。
そのためには自分が内定を取りたい私学の求人情報を調べ、どのレベルが要求されているのかを知ることが第一歩でしょう。
私もブログ内で英語の求人を紹介する際は、できるだけ掲載するように注意しています。
おわりに
今回はオンライン英会話の紹介でした。
資格試験に強いmytutorの紹介だったために、英語の専任教諭の採用選考を強めに意識した記事となりました。
ただ、昨今は国際教育に力を入れている学校も増えています。
もしかしたら自分が国際教育の担当になる日が来るかもしれません。
様々な形でオンライン英会話の紹介もしていきたいと思います。