200505 巣鴨中学校・高等学校(オススメ)の教員募集

採用情報

本日は巣鴨中学校・高等学校の紹介を行いたいと思います。

ここ数年、人気上昇中、古豪復興の声も高まっている学校です。

確認していると、なかなか幅広く求人をしているみたいなので興味のある方は是非検討を!

巣鴨中学校・高等学校

学校ホームページ
採用情報のページ

ということで、noteのほうでも先に紹介を書き、特集も組んでいるのですが、今回はもっと深堀りをしていきましょう。

基本情報

募集の基本情報としては、国語・数学・理科(物理)・英語で専任教諭の募集が出ています。

また、非常勤講師も考えている場合は国語・数学・理科(物理)・理科(化学)・英語とさらに幅広くなります。

この採用科目の幅広さは、ひょっとして教員が大量に辞めてしまうような地雷校なのではないか、という心配の声もありそうですが、巣鴨中学校・高等学校に限ってはその可能性は限りなく低いでしょう。

あったことのある先生や、話を聞いている感じだと、団塊の世代の退職がまだまだ完了していないそう。

私自身も定年退職が63の学校で働いていたこともありましたが、確か巣鴨中学校・高等学校の定年退職は65歳と言っていた気がします

なので、他の私立学校では団塊の世代の退職や入れ替わりが終わっていたとしても、もう少し巣鴨中学校・高等学校に関してはこの入れ替わりが続くのかもしれません。

昨年もいくつかの教科で募集を行っていたような記憶があります。

学校行事

この学校、特徴的なのはやはり学校行事です。

5月に行われる「大菩薩峠超え強歩大会」は夜通し歩くという行事。

小学校なら、このあたりには「新入生歓迎遠足」のような行事が設定されるところですが、巣鴨中学校・高等学校の名物行事の1つでもあります。

巣鴨中学校・高等学校を卒業した大学の同期に話を聞くと、「やりたくない行事もたくさんあったけれども、強歩大会だけはまたやってもいいかなぁ。」と話していました。

夏はいわゆるふんどしをつける行事がありますが、これは中学1年生だけが必修でそれ以上は希望制なのだそう。

いわゆる西洋の4泳法ではない日本特有のものを勉強するそうなので、1回行くと勉強になると言っていました。

また、長野県の蓼科高原には校舎を別荘のように所有しており、ここで勉強合宿も行われています。

数年前に始まったSSS(巣鴨サマースクール)もこの蓼科高原で行われているとのこと。

あとはイギリスの名門イートン校への短期留学も夏季休暇の時期に行われています。

2018年か2019年に、皇族の愛子さまも参加された短期留学になります。

9月には文化祭・体育祭が行われています。

実は数年前、以前の学校の同僚と都内の私学の文化祭めぐりをした時に見学に言ったことがあります(笑)

展示内容はかなりレベルが高く、アカデミックな文化祭でした。

特に理科の展示や実演はレベルが高く、書道や茶道などの文化的なものも質が高かった記憶があります。

女子校などと異なり、入り口で保護者証の提示なども必要なく、誰でも参加できそうな雰囲気(今はどうなっているのかはわかりませんが)なので、気になる人は是非行ってみると良いでしょう。

パンフレットに掲載されているもので面白い行事は年明けすぐの寒稽古でしょうか。

1週間とはいえ、冬の寒い早朝に1時間程度剣道や柔道を行うのは男子校ならでは。

校内の入試制度改革

実はこの巣鴨中学校・高等学校、ここ数年でかなり改革をしています。

特に入試制度での改革が凄まじい。

何年か前に、入試を行う回数を2回から3回に増やしました。

さらに、新しく「算数選抜」という入試も導入し始めました。

これで終わりだろうと思っていたら、なんと今年、高校入試のほうでも改革を行うみたいです。

学校のホームページの「メディア掲載情報」からも見ることが出来ます。

都内の私立学校では、高校入試をやめてしまって完全に中高一貫6年教育を行う学校が増えています。

しかし、巣鴨中学校・高等学校はその逆を行く。

今までは3教科(国・数・英)だった高校入試を、今年度から5教科(国数英理社)にするとしています。

このような改革を立て続けに行っていることからも、学校の勢いが感じ取れます。

受験時の偏差値

中学受験の偏差値は54~63となっている。

この幅広さの原因は算数選抜か。

もっとも、偏差値が50を切っていた時代もあったような気もしているので、入学してくる生徒のレベルも上がっているのかもしれない。

高校偏差値は73となっている。

これも伸びてきているのではないだろうか。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

特に、最後の入試制度改革は勢いがある学校でなければなかなかやることはできません。

しかも、易化する方向ではなく、難化する方向の改革ですから。

もしかすると、中で働いている先生方は大変なのかもしれませんが、そればかりは入ってみないとわからないです。

特徴的な行事にもしも不安も感じる場合には、一度「非常勤講師」で応募してみるのもいいかもしれません。

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