さて、日本私学教育研究所の更新がありました。
更新日が書かれていないので、毎日差分をチェックしないといけないのはちょっと面倒ですね。
今日もまとめていきましょう。
変わらず、高校偏差値は開成が78のもの、中学偏差値は四谷大塚の80偏差値とします。
早稲田高等学校
言わずとしれた男子校。
早稲田大学とは法人が異なり、学校法人早稲田高等学校となっている。
1992年に高校入試が打ち切られ、完全中高一貫校化している。
中学偏差値は64(2/1)と66(2/3)である。
学年の人数300人に対して、早稲田大学への内部進学の枠は約50%程度。
東大にも医学部にも相応の人数を排出している。
特に東大はここ3年間は30名を下回っていない。
教員の募集は2020年度の緊急の募集で、数学の6時間で月曜日と木曜日指定。
もう時間割も組んでいることもあるだろうから、曜日指定のなかなか強気の募集。
条件があえば、経験としてはかなりいいのではないか。
今後の転職活動を視野に入れても、履歴書にもハクがつく。
あとは、ICT支援要員(非常勤嘱託)で時給2200円のものもある。
こちらは週2日(火・金)の2日間となっている。
ふと思ったのは、上の数学の非常勤の募集と同時に応募するのは不可能なのだろうか。
月・火・木・金で週4日であれば、定期券の購入もお得になってくる。
数学の教員で情報の免許ももっていたりすると、もしかして可能性はあがるのか?
いずれにしても、高待遇なのは間違いない。
立地は早稲田。東西線沿線。好立地。
しかしJRからはどこかで乗り換えが必須のため、思っているよりはアクセスはよくないかもしれない。
専修大学附属高等学校
2020年度の緊急の募集。
教科は英語で、週8時間。
同じ専修大学の名前を冠する専修大学松戸とは違って、中学部は設置していない。
高校偏差値は61。共学。
しかし、進学実績は、85%近くが専修大学となっている。
進学実績は、もともと他大受験も少ないのか、合格者数は表示していない。
一部の優秀な生徒が上智や理科大、MARCHなどに進学していると想像される。
うーん、親が大学受験をさせたがらない構図が透けて見える。
立地は杉並区。京王線依田橋駅(明大前の1つ前)から徒歩10分。
多摩大学附属聖ヶ丘中学校・高等学校
日本私学教育研究所では、国語(とその他)の募集を行っているはずなのだが、教員募集のページを見つけられず。
高校偏差値は61、中学偏差値は38。共学。
同じ多摩大系列でも、多摩大目黒の中学偏差値は41。
やはり、立地条件の差か。
進学実績は、旧帝大レベルだと2018年に北大、2017年に名大。
あとは農工・外語・県名大学など。
生徒への学習指導を行うのはこれくらいが実は心地よかったりする。
超上位校だと、やはり入試問題研究などが大変ですからね。
ちなみに、法人は学校法人田村学園で、多摩大学と同じ。
立地は多摩市。都心からはなかなか遠い。
最寄りは京王線、小田急多摩線の永山駅か京王線聖蹟桜ヶ丘駅からバスが推奨されている。
パッと見た感じ、液からは1キロ半~2キロか。バスで10分以上だと、徒歩は難しそう。
様々な観点から苦しい立地だ。
生徒の通学圏を見ていると、神奈川からの通学者も多い模様。
明星学園高等学校
読み方は「みょうじょうがくえん」。
募集は事務職員などその他のはずだが、小学校の音楽の非常勤と、中高の化学の非常勤の募集と、図書助手の募集がまだ残っていた(まだ募集をしているのかは不明)。
ちなみに、化学の非常勤は、教科会議へも参加することになるらしく、週の持ちコマ+1という設定らしい。
この方法はなかなかに珍しいのではないかと思う。
高校偏差値は59、中学偏差値は不明。同じ名前の大阪の学校が検索されてしまった。
共学の上に、制服がなさそう。
卒業生の進学実績へのリンクの写真が、早稲田大学の大隈講堂前で取られたものが使われていることに、違和感を感じてしまった(笑)
明星大学とは関係がない。法人も別。
立地は三鷹市。
吉祥寺駅から徒歩15分、井の頭公園から徒歩12分ほど。
国際学院中学校高等学校(埼玉)
最後に埼玉県の募集を1つ追加。
2020年度の募集で社会科の契約教育職員という名称。
あくまで個人的な感想だが、この名称が胡散臭すぎる。
一応、教諭ということになっているけれど、契約期間が1年間。
常勤講師とか有期専任のような扱いか。
給与条件などもすべて学園規定によるということでブラックボックス。
よくあるやつですけれど。
高校偏差値は43~56。中学偏差値は不明。
合格実績は、学校名だけのパターン。
外語大・農工大・埼玉・群馬が記載。私大は早慶、理科、GMARCHも載っている。
立地は埼玉県北足立郡伊奈町。ニューシャトルの志久駅から徒歩12分か、蓮田からスクールバス。
なかなかに、なかなかの立地。
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