さて、本日はオススメ求人の紹介に参りましょう。
過去に4月6日の段階でブログでも一度記事にしています。
https://tenshoku-no-oni.com/2020/04/07/04/
ということで、本日は名門の早稲田実業学校について取り上げていきます。
早稲田実業学校
早稲田の名前を冠する名門校。
募集しているのは、国語・数学・英語の主要3教科の専任教諭。
ちなみに、国語は古典の専攻とのこと。
2021年度(来年度)の教員を確保するために、余裕をもって動いている。
今までのオススメ求人の紹介は本年度(2020年度)の緊急の募集が多かった。
しかし、今回紹介するのは名門校の採用情報。
やはり、安定感が違う。
ちなみに、同じような時期の採用の募集で、早稲田高等学院も募集は出している。
実は、どちらの学校にも応募書類を作成したことがある。
なぜ、早稲田高等学院の方はおすすめ記事にしていないかというと、明らかに書類審査の時点で求められるハードルの高さに違いがあるからです。
早稲田実業学校のほうは、成績証明書や指定の履歴書、それに教員免許状のコピーと学習指導要領など、割と見慣れた感じになっています。
早稲田高等学院のほうは、要求されている書類に「研究・教育業績一覧表」という項目があります。
これ、書ける人のほうが少なくないですか。
「著書、論文、学会発表、教材開発、教育プログラム開発などをお書き下さい」ってサラリと書いてあるんですよ。
そして「そのうち主要な作品について、内容の把握をできるもの(抜刷など)1点のコピーを同封して下さい」とあります。
一応、早稲田実業学校の履歴書にも、研究業績・研究課題という項目はあるんです。
こちらも、著書、論文を含むとあります。
やはり、かなり専門性の高い人間が要求されていると思います。
大学の学部卒だとなかなか厳しいのではないかと感じます。
最低でも修士、そして大学院の時代に学会発表に行ったり、論文を何本か提出しているなどの活動が必要だと考えられます。
このあたりは、奨学金の返済免除の要件になっている場合もあるので、かなり大学院時代に一生懸命取り組んだ人なら書けるのではないでしょうか。
もちろん、そのレベルでいいのかは私にもわかりません。
博士課程レベルのものが求められているのか、あるいはもっと上のものが求められているのか、それとも経歴よりも研究論文の成果などが求められるのか。
いずれにしても、かなり求める教員のレベルを上げているのは事実です。
論文と言われて、自分の名前が載っているものがある人はどれくらいいるのでしょうか。
学部生時代に、運が良ければ先輩の研究のデータ集めなど有用な協力者として認めてもらえれば、最後の方に名前を加えてもらえる人もいるかもしれません。
あとは、自分がどれだけやったか。
そして、論文が雑誌に掲載されたかなども関係してくるかもしれません。
そして、その雑誌はどれくらいの知名度があるのかというのもその業界では大切です。
教職だけでなく専門性も求められている形です。
話は変わりますが、今回早稲田実業学校は国・数・英の教員募集を行いました。
ちなみに、理科(特に生物と化学かな)の募集はまだ数年は無いと考えています。
早稲田実業学校の先生方を知る機会があり、まだ定年退職には数年かかりそうな気がします。
教員の友達に、早稲田実業学校卒の人がいるのですが、その知人にも確認したところ、やっぱり年齢も私が想像していたものに近いので、おそらく理科の募集はもうしばらくはないと思います。
ちなみに、お給料体系はなかなか良さそうです。
こちらのnote記事もご参考まで。
私立学校(共学校)の給料・年収考察
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