さて、ここのところ教員募集情報も出尽くしたというか、一段落ついた印象です。
その中でも、かなり魅力的な学校の採用情報をピックアップしていきたいと思います。
本日は神奈川県内から浅野中学校・高等学校を取り上げたいと思います。
それではいってみましょう!
浅野中学校・高等学校
募集の概要
さて、以前も紹介しましたし、noteのほうでもご紹介していますが、募集している科目は国語科2名(現代文1名・古典1名)、英語科2名、保健体育科1名の合計5名の専任教諭となっています。
募集年度はいずれも2021年度のものです。
余裕を持って採用活動を行っています。
国語と英語という主要科目からそれぞれ2名ずつ専任教諭を募集するというのは、なかなか大型の募集だと感じています。
note記事では、学校規模から考えるこの大型募集の影響という視点で記事を作成しています。
学校紹介(クラス編成)
学校の紹介を簡単にしておくと、神奈川県の男子私立学校の御三家に数えられる学校です。
中学入試の偏差値は64となっていて、高校からの入学はありません。
1学年は270人ということで、中規模校よりは少し多い印象です。
面白い取り組みとしては、中学3年生と高校1年生のクラス分けに「英数クラス」を設置していること。
この真ん中の2年間に特別クラスを置いている学校はいくつか知っているし、自分も勤務していたこともあったが、生徒への影響はやはりいいものがある。
中堅の私立学校(主に高校)が「特進選抜コース」「選抜コース」「進学コース」のように、入学の段階から偏差値帯で区切って募集するようなものとはやはり違う。
完全に男子だけで6年間の一貫教育の中で、中だるみの2年間に対するカンフル剤になる。
最初の2年間を含めて、基礎づくりをするが、どうしても学力に開きは出てしまう。
そこで出来る生徒には出来る生徒向けの授業が展開される、そしてそこに食い込むチャンスも学年の境目にきちんと用意されている。
内部で競争原理もある程度働くと考えられる。
また、高校2年生からは文理分けも始まるため、このタイミングでは英数クラスは設置できない。
一応、代わるものとして理系クラスには「理系選抜」クラスが用意されてはいる。
高校3年生時は完全に進路ごとにクラス分けが行われる。
① 東大理系
② 難関国立理系
③ 国公立理系
④ 東大文系
⑤ 国公立文系
⑥ 私大文系
高校3年生の段階では、進路も分かれているので競争ではなく、進路の実現という方向でのクラス分けだ。
中高一貫校特有の基礎づくりを行い、真ん中の2年間でもしっかり競争原理をはたらかせ、最後の1年間で仕上げるというイメージだ。
学校紹介(使用教材)
使用する教材を見ていてちょっと気になったのは、数学で「体系数学」を1~5まで使い続けている点だ。
多くの学校が体系数学は1と2までで使用をやめる。
というのも体系数学という教材は3~5はかなり独特の単元の配列になっているからだ。
しかし、浅野中学校・高等学校ではこれを使い続けている。
数学の先生方の中でも体系数学に対しての評価は実は分かれている。
多くの先生がやはり「2までは使うけれども3以降は使いにくい」という評価だ。
しかし、中には「体系数学がいい」という先生もいる(私の体感的にはどちらかというと少数派の印象)。
こちらのほうが、先取りしやすい(5年間で6年分の内容をやりきれる)という声は聞かないでもない。
昨今、理系数学を高校の2年生までで教えきる学校が減っているが、浅野はホームページ上では少なくともきちんと高校2年生までで終えて最後の1年間を受験対策に充てている。
最後の1年間の数学のカリキュラムは「大学入試数学特講(数学科作成)」とあるので、ひょっとしたら数学科の先生方によるオリジナル教材なのかもしれない。
そう考えると、浅野中学校・高等学校の数学科の先生方はかなりの実力をもっているのではないだろうか。
高校3年生の段階での教材を体系的に作り上げている、ノウハウをもっているというのはかなり強い。
そして私学ゆえに、その情報はなかなか外部まで漏れ出てこない。
所在地とアクセス
学校の立地は横浜市神奈川区。
最寄り駅はJR新子安または京浜急行新子安駅から徒歩8分。
東京都側からの通学も期待できるというのも大きいだろう。
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