皆様お疲れさまです。
ついに日本国内はゴールデンウィークと言う名のガマンウィークに突入しました。
連休突入前に、日本私学教育研究所の教員情報で更新があっています。
今日はこの3校を見ていきたいと思います。
聖光学院
言わずと知れた名門校。
神奈川県の男子の中高一貫校の御三家の一角。
先日は浅野中学校・高等学校を取り上げましたが、聖光学院でも募集があっています。
教科と年度は2021年度の英語の専任教諭。
しかし、求められている教員としてのレベルはかなり高そうです。
英検なら1級取得(これが資格としては永久証明なんですけれど)
これは年間に2500人が合格するくらいの人数になっています(合格率10%程度)。
ちなみに、本校の教員でも英検1級をもっている英語の教員はいます。
他のテストを見ても、TOEFLで120点中100点とか、IELTSというようなあまり聞かないような試験の結果でも良いとされています。
しかし、これらの試験を指標にしていることから、かなり実用性が求められているように感じます。
また、募集要項を見ていると、なかなか挑戦的というか、柔軟に物事に対応できる人材が求められている印象です。
学校の中での改革でもあるのでしょうか。
実入学の生徒のレベルが下がっている、主力の教員が定年退職する予定など、いろいろと憶測で話をすることは簡単ですが、内部事情を知っていそうな人間に聞かないと本当のところはわからないですよね。
日本女子大学附属中学校・高等学校
いわゆる「ぽんじょ」こと日本女子大学の附属校。
募集されているのは2020年度の後半の中学国語の非常勤講師と、2021年度からの物理の専任教諭。
大学法人と同じなので、やはり待遇面での安定感はあるのではないだろうか。
しかもかなり有名どころに分類されるので、経営状態も悪くないのではないかと思っているのだが。
国語の非常勤講師の枠は曜日も時限も決まっていて、求人票には「大学院生でもOK」というふうに書かれている。
複数の教員で担当する授業のようで、補助的な役割を担うのだろうか。
ただし、レポート等の採点業務が別に発生しそう。
このあたりは時間外労働があるかもしれない。
また、物理の専任教諭はそのままの通り。
志望理由書が求められているが、字数は自由。
自由と言われると逆に困りますよね。
400字か800字の学校が多いと思うので、中間を取るのが吉か。
A4横書きとあったので、用紙設定をいじって見てちょうどいい文字数、ちょうどいい見栄えのところで切るというのも1つの方法(実際に自分も過去にやったことがある)。
理科の物理ということで、対象となる先生は必ずしも多くないかもしれないが、気になった方は是非調べてみて欲しい。
巣鴨中学校・高等学校
連休前の教員採用情報で、超大型物件登場!
近年、明らかに話題になる機会が増え、個人的にも注目している学校です。
校舎も立て替わり、都心のど真ん中とも言える立地も魅力的。
なかなか個性的な学校という認識も世の中にあるような気もしますが、英語教育や独特の行事などは魅力的。
また、入学者偏差値の割には大学合格実績が良いということもあり、一部の層にはかなり人気の模様。
学校説明会も確か臨時でやるほどの盛況ぶりだったような気がしています。
募集している科目は、なんと国語、数学、理科、英語の4科目!
これは見逃せません。
しかも理科は複数の科目が募集されているので、狙い目だと思います。
この学校はまた後日オススメ学校としてピックアップしようと思っています。
なお、これだけの教科にまたがって、大量に教員の募集をする裏には何かあるのではないだろうか、と勘ぐってしまう方もいるかもしれません。
おそらく、何か問題があったとかそういうことではなく、定年退職される先生が多いのだと思います。
説明会などで見かける先生もかなりベテランの先生も多いですし、その他の会場で見かける先生方もなかなかのご年齢のような気がしています。
また、講師として働いている先生もかなりのベテランが多かった記憶があります。
ひょっとすると世代交代が起こっているのかもしれませんね!
もっとも、これは団塊の世代が抜けていない学校では今後も起こることだとは思っていますが。
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