“赤短”の資産を積極活用して進化した「山脇学園」の目指すもの(ダイヤモンドオンラインより)

学校研究

今回の記事紹介は山脇学園についてです。

私自身、数年前に校内を見学させていただいたことがあるので、その取り組みの様子は少し知っています。

なかなか魅力的だと思いますので、記事を通してご紹介させていただこうと思います。

“赤短”の資産を積極活用して進化した「山脇学園」の目指すもの(12/1付)

そもそもの話ですが、タイトルにもある赤短とは何のことかを知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

かくいう私も実はその一人でした。

女子短期大学をいくつかこのような名称で呼んでいたようです。

赤坂にあることから山脇学園短期大学を赤短、目白にあることから学習院女子短期大学を白短、青山学院女子短期大学を青短と呼んでいたそうです(ちなみに明治大学短期大学のことを明短と言ったそうです)。

ということで、タイトルの意味は通じたと思います。

私もこれを知ってから記事を改めて読んで、自分が見たものがどうやって作り込まれていったのか少し納得しました。

記事の中でも触れられていますが、3つの特徴的なエリア分けを行っています。

それがイングリッシュ・アイランド(EI)、サイエンス・アイランド(SI)、リベラルアーツ・アイランド(LI)の3つになります。

校内の写真は記事内にありますので是非ご参照ください。

特にイングリッシュ・アイランドについては、海外の学校のような雰囲気になっており、特徴がかなり出ているのではないでしょうか。

理科の実験室も整備されている様子で、サイエンス・アイランドも活動は充実していそうでした。

学校の中に共通しているのは、壁面も上手に利用して展示などのレイアウトがなされていること。

それでいて雑然としすぎず、バランスが取れていた印象でした。

教室棟などには談話スペースが充実していて、パステル調のイスが置いてあったりもしました。

面白い取り組みをたくさんしているように感じましたが、教員の負担はやはり少なくはないような印象ももってしまいました(もちろん実際はどうなのかはわかりませんが‥)

立地としても申し分なく、赤坂見附、青山一丁目、赤坂、溜池山王駅など数多くの地下鉄の路線の徒歩圏内。

個性も十分に打ち出していて人気が出そうだと思うのですが、なかなか苦労もしていたみたいです。

最近でこそ復調気味であるとはいえ、女子校が不人気だった時期が少し前にあったと思います。

また、近くには雙葉や女子学院などの御三家もあったり、同じような学力帯の学校も点在しているように思います。

とはいえ、タイトルにもあるように短大の資産を十分に有効活用して差別化ができているような気もします。

個人的には面白い学校の1つだと思っています。

今後も動向を注視していきます。

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