元記事はこちら。
https://diamond.jp/articles/-/315733
本日、1月10日は首都圏の中学受験生にとっては1ヶ月近くに及ぶ勝負の皮切りの日。
埼玉県の私立学校の入試解禁日であり、都内の私立学校を目指す生徒も、お試し受験であったり、滑り止めの確保であったり、受験慣れのためであったり、様々な目的で動き出すわけです。
この2つ名の良し悪しは別として「滑り止めの星」という地位を築き上げてきた栄東中学校は、全国最多レベルの受験生を集めるようです(記事内も参照)。
コロナ禍でも校長先生が自らメディアに出演し、消毒液の配布その他、感染対策を含めて受験生に向けたPRを行っている場面も見かけました。
もちろん、学校全体の生徒数と、合格実績を比較したりしてしまうと、思うところは少なくありません。
また、教員目線で見てしまうと、気になることもちらほらあるようにも思います。
ダイヤモンド・オンラインの記事の2ページ目には、1月10日の受験について志願者数の多い順にまとめて公表しています。
この表をよく見ると、2位の大宮開成はこの3年間で志願者数をのばしながら2位の座を強固なものにしつつあるように見えてしまいます。
1つの背景には、大学合格者でMARCHの人数が全国トップになったことも挙げられるかもしれません。
また、ランキングの3位には栄東中学校と同じ系列の埼玉栄中学校がランクインしているのも気になるところです。
3年前は、開智のほうが志願者数が多かったのに、この3年間で人数が逆転しています。
一応、埼玉県の私立学校の御三家(高校)はというと、栄東・開智・川越東というふうに出てきます。
もしかしたら今後はこのあたりの序列にも変化が出てくるようになるのかもしれません。
記事では3ページ目で他校にも焦点を当て、4ページ目以降では11日以降の状況についても触れています。
もちろん、各学校とも複数回の入試を行うところが多いため、状況を見ながらランクを下げたり、滑り止めを確保できた子がチャレンジ入試として上位校を受ける等の動きはありえます。
いずれにしても、受験生にとってもご家庭にとっても良い結果が出ることを祈っております。
我も教員として、生徒の状況を理解しつつその能力を伸長できるように取り組んでいきたいと思います。
昨年の入試の状況については下記の記事もご参照ください。